戦力揃いのスウェーデン卓球
みなさんスウェーデンといえばやっぱり中国の上に立ち世界最強の座をとった90年代のスウェーデンを思い出す方は多いですよね。
そこで現在のスウェーデンの戦力を調べていきたいと思います。
スウェーデンの現在の世界チームランキングは8位とヨーロッパの中でも3番目で中々良い位置につけています。
そして最近のプレースタイルの特徴として類を見ない特徴的な技術を持った選手が数多くいます。
これはむかしからのスウェーデンスタイルと変わらないようですね。
しかし日本から卓球がもたらされた影響もあって15年ほど前まではフォア主体の選手が多くいました。
現在でもベテラン選手などはそのようですね。
しかし若手は個性に溢れバックハンドが異様に強いプレースタイルの選手があがってきています。
その第一人者といってもいいクリスチャン・カールソンの紹介から
前述したように彼は新しいスウェーデン卓球のスタイルを作り上げたといってもいいでしょう。
彼は今では少し遅咲きの選手でスウェーデンの中で世界ランキング一位の実力を持ちます。
彼は以前、中々格上を倒せず、爆発力に欠けていました。
しかし現在オフチャロフをワールドカップで倒すなど波に乗っています。
今度の世界選手権でも強敵になるでしょう。
続いてスウェーデンの2番手 マティアス・カールソン
名前はカールソンですがクリスチャンちは兄弟ではありません笑
188cmの長身の彼はどんなパワープレーをしてくれるだろうと観ていると....あれ?
なんかボール叩いてる??
バチンバチンという聞きなれない音が聞こえてきます。
知ってる方も多いでしょうが、
それもそのはず彼はフォア表という稀少な選手なのです。
もうシェークフォア表なんか詹健も引退したしカールソンぐらいかなと思うこの頃。
フォア表というだけあってヨーロッパ選手の重いドライブにもバチバチとカウンタースマッシュを決めていくのは清々しいです。
そうとうな練習量なのでしょう。
そしてフォア表の彼がこの時代に活躍しているのは他にあるはず!!
と思ってプレーを観ていると...
(´・ω・`) なんて無慈悲なんだ。
と思ってしまうぐらい強いバックハンドを持っていてあのオフチャロフでさえバック対バックで圧されていました。
恐るべしカールソン...
そしてこの二人はなんとカールソン/カールソンのダブルスで大会に出場しているのです。
紛らわしいですが、その実力は折り紙つき。
昨年度(2016年)のヨーロッパ選手権では準優勝、他数々の大会で好成績を修めています。
過去にはマツケン丹羽ペアにも勝っています。
台上も上手く何から何まで手をつけにくいこの選手。恐るべし。
因にマティアスはエクホルムと組んだ混合ダブルスでもヨーロッパ選手権で準優勝しています。
そして世界ランキングもスウェーデンでは3番になった大ベテラン、イェレル
彼は童顔ですが歳はもう35歳。
やはりこの年代まではフォア主体の伝統が残っているようです。
彼は昔からヨーロッパ卓球に対しては強いのですが。
打点の早いアジア選手は苦手としています。
しかし中陣での引き合いが世界トップレベルに強く独特なフォームから繰り出されるドライブは中々相手にペースを掴ませません。
そしてサーブは最近流行り始めている投げあげ巻き込みサーブです。
これは効く人にはかなり効くようです。
以上この3選手はワールドツアーでも上位よく顔を出しかなり波に乗っています。
チーム全員が波に乗っている今こそ常勝王国スウェーデンの復活がみれるかもしれません。
まだまだ紹介したい選手がいるのですが、それはまた別の日にブログを更新予定なのでご安心を。
ではでは。
まじでカンテロってジーザス!!!
— マグロ 卓球 (@maguronott) 2017年1月15日
だな#細かすぎて伝わらないネタ pic.twitter.com/SL38zhDAWW